ひとつの花

お知らせ 全学年 2019.07.04

 毎日、1年生から6年生まで教室を見て回ります。

 中央小学校は大きな学校なので、学校にいて教室を回ったり、「げんきっこタイム」のときに外に出て遊んだりしているだけで、一日になんと「2万歩以上」歩きます。

 

 今日、2時間目に4年1組をのぞくと、私が入ってきたことにも気付かないくらいに授業に集中をしていました。

 題材は「ひとつの花」。

 4年生を代表する国語の教材です。

 

 国語は、各学年、代表となる古典があります。

 「おおきなかぶ」や「スイミー」。

 「ごんぎつね」、「大造じいさんとがん」などがそれです。

 

 さて、

 一つの花は、太平洋戦争のころを舞台としたお話です。

 

 活発に意見が飛び交う中、ふいに、

 「先生! 『ミシン』って、なに!?」

 と、声があがりました。

 

 (そうか…、いまの子は、『ミシン』を知らないんだ…)

 

 子どもたちは、辞書で「ミシン」を調べはじめます。

 

 新鮮な驚きでした…

 ミシンを知らない…

 ミシンがわからないんだ…

 

 

 時代は変わっていきます。

 私たちの暮らしは日々便利になっていきます。

 

 ミシンで繕いをする時代は過ぎ去り、洋服は買い換える時代になりました。そして、買い換える時代も、もはや過去の話となり、都会では服は借りる(シェアする)時代になってきてもいます。

 

 もう、各家庭には「アイロン」さえ、無いのかもしれません。

 

 「先生、昔って、車は人が運転していたってホント!?」

 「先生も運転したことあるの!?」

 「先生、『ノート』って何? 昔は紙に書いてたの?」

という時代が来るのでしょうか…

 

 その意味で私たち教員は、学問を教えるだけでなく、時代を語れる職員でなければなりません。

 中央小学校職員には、20代の若者もいれば、60を過ぎた「時代の番人」もいます。

 

 教科書を使って教えるだけではなく、それぞれの頭の中や身体の中にしまってある大切なものをいっぱい使って、日々、子どもたちと関わっていきたいと思っています。

 

 今日は私も、6年生でちょこっと(10分程度)、教壇に立たせていただきました。

 久しぶりに楽しい時間だったなあ・・・

 

 

 あ、そうだ。

 私が小学校1年生のとき、日直の仕事には、「石炭運び」がありました・・・